贄の町新聞
贄の町新聞(タイトル)

  • 開幕
  • 後日譚
  • 外伝
  • いふ

蘇芳笑男-終焉壱-その後
蘇芳笑男-終焉壱-その後

気を失っている間に都々之江に拉致され、
狭く薄汚れた部屋で目が覚めた日天。
その日から、無理矢理犯され、暴力を振るわれる
監禁生活が始まった。

緑青あすく-終焉参-その後
緑青あすく-終焉参-その後

日天が老人に食われかけたショックで壊れて
しまってから一年半。
あすくは変わらず、日天の世話を甲斐甲斐しく
おこなっていた。
その甲斐もあってか、最近日天の様子に少し変化が
出てきたようで――

朽葉成臣-終焉壱-その後
朽葉成臣-終焉壱-その後

シロの手をとったあの日から幾星霜の時が巡った。
「贄の町」は宿も町も人間も随分と様変わりをし、
人々にとって、日天と双子は愛し、畏れ、
崇め奉る存在になっていた。

朽葉成臣-終焉参-その後
朽葉成臣-終焉参-その後

あれから二週間。
燈の部屋で拘束され、監禁状態の日天と成臣は
今日も燈の"ごっこ遊び"によって弄ばれる。

ココ-終焉弐-その後
ココ-終焉弐-その後

数カ月前からの記憶しか無い日天は、
それでもマスコットとしてすっかり宿に馴染んでいた。
そんなある日、目が覚めると恋人のココがいない。
勝手に部屋を出てはいけないと言いつけられているが、
いつもより戻ってくるのが遅い事を心配した日天は、
ココを探しに部屋を出る。
その途中、最近入居してきた中年男に襲われて――

-終焉陸-その後
-終焉陸-その後

主人公の清澄日天は、東京の一等地に建つマンションで
兄の沙汰と二人暮らしをしている。

ジムのインストラクターとしての仕事は順調で、
周囲の人間関係も良好。

幼い頃にいなくなった両親の代わりに
日天達を支えてくれる叔母家族。
学生時代からの友人達。
昔助けた事をきっかけに仲良くしている成臣。
獣医を目指す親友のあすく。
最近知り合った笑男と都々之江。
ひょんな事から日天の働くジムに
通うようになったモデルの雪平。
近所にある神社の子供であるシロとクロ。
大好きな兄。

平凡だが充実した生活を送っていたある日、
日天がもの心つく前に蒸発した母が突然帰ってきて――